STEP1
高校生におすすめのバイト13選!選び方のポイントや注意点も解説
高校生のバイト選びで大事なポイント
高校生がバイトを選ぶにあたり、特に下記3点を考えておく必要があります。
<高校生がバイトを探すときのポイント>
- 学校との両立ができそうか
- 自宅や高校から通いやすいか
- 仕事の内容が自分に合っているか
バイトのせいで、高校での授業や部活動がおろそかになってしまうことは避けたいところ。そのためには、自宅や学校から近い距離にあるバイト先を選ぶことや、週数回学校帰りの数時間だけ働くことができるか、学校のテスト期間などに休める環境か、などを確認しておくと良いでしょう。
また、自分の性格に合ったバイトを選ぶことも重要です。例えば、人とコミュニケーションをとることが好きな人は、ファストフードやファミレスなど接客業務があるバイトを選ぶと楽しく働くことができるでしょう。
高校生におすすめのバイト
高校生のバイト先は限られているイメージがあるかもしれませんが、実は意外と幅広い仕事の中から選ぶことができます。特におすすめの8種類のバイトについて、それぞれ「おすすめポイント」と合わせて解説します。
ファストフード店員
ファストフード店員の主な仕事内容は、ハンバーガーや牛丼、ドーナツなどを販売するお店での注文受付やレジ打ち、商品の袋詰めといった接客業務と、簡単な調理、清掃、消耗品の補充などです。
おすすめポイント
チェーン店の場合、接客や調理方法はマニュアル化されていることが多いため、初めてのバイトでも仕事を覚えやすいのがポイントです。また、全国展開している大手チェーン店は店舗数が多いため、自宅や高校の近くなどで働くお店を探すことも可能です。また、「週1~2日」「1日3時間」というようにシフトの調整が柔軟に可能な店舗もあるため、学校の予定に合わせて働きやすいといえます。
カフェ店員
カフェ店員の主な仕事内容は、カフェでの注文受付やレジ打ち、ドリンク・フードの用意、食器洗い、店内の清掃などです。場合によっては、お客を座席へ誘導したり、ホールスタッフとしてドリンクや料理の提供を行ったりします。
おすすめポイント
平日夕方の時間帯にシフトを入れられるお店であれば、学校帰りにバイト先へ立ち寄って働くことができます。また、複数店舗展開しているカフェでは、ドリンクの入れ方など業務マニュアルが準備されていることが多いため、未経験でも仕事を覚えやすいでしょう。さらに、インテリアや内装にこだわっているお店もあるため、おしゃれな雰囲気のバイト先で働きたいと考えている人は、そのようなお店に絞って応募してみるのもおすすめです。
ファミレス店員
ファミレス店員の主な仕事内容は、ホールスタッフとして働く場合、お客の案内や料理の提供、食器の片づけ、レジ打ち、店内の清掃などです。
キッチンスタッフとして働く場合は、調理や盛りつけ、調理器具・食器の洗浄などを行います。
おすすめポイント
接客や調理と聞くと難しそうなイメージがあるかもしれませんが、チェーン展開しているファミレスの場合、業務マニュアルがきちんと準備されている場合が多く、初めてのバイトでも仕事を覚えやすいでしょう。また、高校生のバイトが多い店舗もあり、同世代のバイト仲間を作れる可能性もあります。さらに、キッチンスタッフとして働く場合は簡単な調理や盛りつけも行うので、料理が好きな人・これから一人暮らしを予定している学生などには 調理のスキルが習得できるのでおすすめのバイトといえます。
お弁当・パン販売店の店員
お弁当やパンを販売するお店での仕事は、レジでの注文受付や商品の陳列、簡単な調理、店内の清掃などです。パンや惣菜を量り売りするお店では、料理をパックに詰めて提供する業務を行う場合もあります。
おすすめポイント
シフト制で短時間勤務が可能なお店もあるので、高校生が学校生活と両立しやすいバイトといえます。また、業務内容も複雑な業務を求められることは少ないため、未経験者であっても働きやすいバイトのひとつです。働く曜日や時間帯もお客が多くなる時間帯のみ数時間だけなどという短時間勤務などができる店舗もあるので、自分の予定に合わせて働くこともできるでしょう。
コンビニ店員
コンビニ店員の主な仕事内容は、レジ打ちや接客、ホットスナックの調理、店内の清掃、品出しです。また、チケットの発券や宅配便の受付け、公共料金の支払い代行といった業務を行うこともあります。
おすすめポイント
コンビニは24時間営業のお店が多いため、働きたい時間帯を選びやすい傾向があります。「夕方の時間帯だけ」「週2日だけ」といったシフトの希望を聞いてもらえることもあるので、学校や塾など自分の予定と調整してシフトを入れることもできるでしょう。
スーパー店員
スーパーやショッピングセンターの店員の主な仕事内容は、接客やレジ打ち、お客への案内、店内清掃、惣菜の調理、鮮魚の加工などです。搬入された商品を売場まで運ぶ軽作業を任されることもあります。
おすすめポイント
お店が忙しくなる夕方から夜にかけての時間帯などは、高校生でも短時間でシフトに入れる場合があります。また、レジ打ちや商品の陳列、惣菜の調理など担当する仕事の範囲がそれぞれ決められている場合が多いので、覚えることが比較的限られていて短期間で仕事に慣れることもあるでしょう。
書店員
書店員の主な仕事内容は、レジ打ちや本の陳列、清掃などです。最近はゲームやDVDを扱う書店が増えていますので、本以外の商品に関する知識が必要となることもあります。
おすすめポイント
本が好きな人に特におすすめなのが書店員のバイトです。さまざまな種類の書籍や雑誌、漫画に触れながら仕事ができるため、楽しく働けるでしょう。さらに、従業員であれば割引で本を購入できる店舗もあるため、大学入試の参考書や好きな漫画などを安く購入できることがあります。
新聞配達員
新聞配達員の主な仕事内容は、新聞購読者の家庭に朝刊、夕刊を届けることです。新聞販売店が出勤場所となり、自転車や原付バイクで決まったルートを回って新聞を配達します。
おすすめポイント
登校前と放課後など、学校の授業と被らない時間帯を利用して働くことができます。接客をする機会があまりないので、知らない人とのコミュニケーションが苦手な人でも、安心してバイトに挑戦できるでしょう。さらに、配達部数に応じてバイト代が決まる場合もあるので、短時間で回ることができれば効率良く稼ぐこともできます。
連休や長期休みにできる「短期・単発バイト」もおすすめ
バイトの中には「1ヵ月限定」など期間を限定した短期バイトや、「1日だけ」のように単発で働ける仕事もあります。長期で続けるバイトと比べて時給や日給が高めに設定されていることもあるので、短期間で集中的に稼ぐことができるかもしれません。夏休みや年末年始などの長期休暇の際に、短期・単発のバイトで効率良く稼ぐのもおすすめです。以下に具体的なおすすめの短期・単発バイトをご紹介します。
イベントスタッフ
イベントスタッフの主な仕事内容は、コンサートやスポーツイベント会場の設営や観客の誘導、チケット切り、グッズ販売、イベント中の警備などです。イベント開催日程に合わせて、1日~数日程度出勤を求められることがあります。
おすすめポイント
大型連休などに合わせて開催するイベントが多いため、高校生でも休みの日に合わせて働くことができます。コンサートや音楽イベントの場合、アーティストのリハーサルやイベントの舞台裏など、普段は見られない現場に立ち会えることもあるでしょう。
工場・倉庫での軽作業
工場や倉庫での軽作業の主な仕事内容は、荷物の仕分けや検品、タグづけ、伝票のやりとりなどです。軽作業の短期バイトはお中元やお歳暮といった、荷物の出荷量が増える時期に募集がかかる場合が多いのが特徴です。
おすすめポイント
軽作業は、黙々と仕事を進めることが好きな人におすすめのバイトです。仕事内容自体は複雑な業務はあまりなく比較的簡単に覚えられるものが多く、短期・単発バイトでも対応しやすいでしょう。長期の休みなどに複数日勤務することができれば、ある程度まとまった収入を得ることも可能です。
農業・林業・漁業での軽作業
意外に感じるかもしれませんが、農業・林業・漁業といった仕事でも高校生がバイトで働けることがあります。特に、作付けや収穫などの忙しい時期に短期・単発バイト募集が増える傾向があります。
主な仕事内容は、例えば農業だと野菜や果物といった農作物の収穫・仕分け、漁業だと水揚げされた魚介類の仕分け・梱包といった軽作業を任されることが多いです。
おすすめポイント
食材や日用品の原料がどのように出荷されているのか目にすることができ、貴重な経験となるでしょう。また、友達との応募も可能な場合がありますので、ひとりでバイトに行くことに不安を覚えるようであれば友達を誘って応募できるバイトを探すのも良いでしょう。自然が好きな人や屋外の開放的な環境で働きたい人、体を動かすことが好きな人などにおすすめの仕事です。
年賀状の仕分け
年末が近づくと、郵便局では大量の年賀状を仕分けする作業が発生します。年末年始限定ですが、年賀状の仕分けバイトは毎年募集があるので、年末年始を有意義に活用してお小遣いを稼ぐのも選択肢のひとつです。
主な仕事内容は、郵便局内で年賀状を配達地域ごとに仕分ける作業です。仕分けを間違えると配達員に迷惑をかけてしまうこともあるので、正確かつ素早く作業できる人が向いています。
おすすめポイント
基本的に黙々と年賀状の仕分けをする仕事のため、集中力に自信がある人やひとりでコツコツ作業を進めることが得意な人に向いている仕事です。また、友達といっしょに応募することを歓迎している場合もありますので、誘い合ってバイトをするのも良いでしょう。
巫女
年始の初詣の時期になると、神社では巫女のバイトを募集していることがあります。実は、高校生も応募できる場合がありますので、興味があれば求人を探してみると良いでしょう。
主な仕事内容は、初詣に訪れた方々へお札やお守りを渡したり、御神酒を注いだりすることです。神社特有のマナーやルールがあるため、参拝客への礼儀正しい対応や言葉遣いが求められる場面があるので、接客が得意な人におすすめのバイトです。
おすすめポイント
巫女の装束(しょうぞく)を着てみたい人にとっては、憧れの服装でバイトをすることができます。比較的レアなバイトなので、「巫女の仕事を経験した」こと自体が貴重な経験となるでしょう。また、同世代の人たちも同じ神社で巫女として働くこともあるので、その場で新しい友人ができたり、もともと友人同士でバイトに応募したりすることができることもあります。
高校生バイトの注意点
バイトは学校では味わえない体験を得られるほか、学校とは違った仲間ができるなど多くのメリットがあります。
一方で、高校生がバイトをするにあたって注意しておくべき点もあります。「知らなかった」では済まされない注意点もありますので、バイトを探すときには必ず事前に確認しておきましょう。
校則でバイト禁止の場合がある
通学している高校によっては、校則でバイトを禁止していることがあります。バイトをしていることが発覚すると、停学や退学といった厳しい処分を受ける可能性があるため注意が必要です。
「学校に知られなければいい」などと、安易に考えるべきではありません。バイト中に知り合いに遭遇したり、うっかり友達にバイトの話をしてしまったりと、バイトをしていることが発覚する可能性は十分あります。
バイトを探す前に校則をよく読み返し、自分が通っている高校がバイトを禁止していないか確認しておきましょう。
高校生は働ける時間が限られている
労働基準法第61条第1項では「使用者は、満18才に満たない者を午後10時から午前5時までの間において使用してはならない」とされており、18歳未満は午後10時から翌5時の深夜労働が法律で禁止されています。たくさん稼ぎたいからといって、法律で定められた範囲を超えてシフトを入れてしまうと、店長やマネージャーなどの責任者が罰せられます。働ける時間帯と就業時間をよく理解しておきましょう。
なお、18歳未満は労働基準法第60条1項において休日労働も禁止されていますが、ここでいう「休日」は学校が休みになる土日や祝日という意味ではなく、4週間のうちに計4日の休暇を与える法定休日のことを指しています。そのため、土日や祝日に働くこと自体は休日労働にあたりませんので、平日以外にバイトをすることは可能です。
高校生がやってはいけない仕事がある
労働基準法第62条において、18歳未満が就けない仕事が定められています。
例えば、重機や有害物を扱う職種など、危険を伴う仕事には従事できません。また、酒席でお客様にお酒をつぐ仕事も禁じられているため、居酒屋のホールやキッチンが該当するのか不安に感じる人もいるはずです。ただし、居酒屋のホール・キッチンスタッフとしてお酒を準備したり、席に運んで提供したりするだけであれば「お酒をつぐ仕事」に該当しないため、高校生がバイトで就業しても問題ありません。
建築現場やバーなどは禁止されている仕事にあたりますので、バイトを探すときには注意しましょう。
保護者の同意が必要な場合が多い
「お店の設備や備品を壊してしまい弁償しなければいけなくなった」など、バイト中に何らかのトラブルに巻き込まれることは十分に考えられます。18歳未満では責任を追いきれないこともあるため、バイトを始める際には保護者の同意が必要なケースが多いです。
バイト先によっては面接時や出勤初日に保護者の同意書の提出を求める場合もあります。高校生がバイトを始める前には保護者にバイト先や仕事内容をきちんと説明し、同意してもらってから実際にバイトを探し始めるようにしましょう。
高校生のバイト探しでよくある質問
ここまで、高校生におすすめのバイトや注意点を解説してきましたが、中には他にも高校生で初めてバイトをするにあたり気になる点がある人もいるでしょう。ここでは高校生のバイト探しでよくある3つの質問を紹介するので、気になる疑問や不安があれば参考にしてください。
Q. 楽なバイトってあるの?
何を「楽」だと感じるかは人それぞれですが、比較的業務内容が簡単であったり、体力をそこまで使わなくてもできたりするバイトはあります。楽なバイトの特徴や具体的な仕事については、こちらの記事で詳しく解説していますので、あわせてご参照ください。
Q. バイトをしていることがばれる原因とは?
校則などで禁止されているにも関わらず、バイトをしているとふとしたことがきっかけで学校側にばれてしまいます。例えば、バイト先に学校関係者が来店したり、学校でバイトの話をしてしまって噂になったり、授業中に疲れた様子が目立つようになって先生に気付かれたりなど、さまざまなことがきっかけとなり発覚します。そのため、校則で禁止されているようなら、バイトをすることは避けましょう。やむを得ない事情があるのであれば事前に学校の担任の先生などに相談し、許可をもらってから始めてください。
Q. 高校生にあまりおすすめじゃないバイトってある?
学業や部活動など、高校生の本業に支障をきたす可能性があるバイトはあまりおすすめではありません。体力の消耗が激しいバイトや、シフトの融通が利きにくいバイトは避けたほうが良いでしょう。また、一緒に働く従業員で同世代があまりいないバイト先も避けるのが無難です。精神的に気疲れしてしまう可能性があるからです。まずは、自分にとって無理なく働けるバイトを優先的に探すのをおすすめします。
まとめ
高校生がバイト探しをするときのポイントや、具体的なおすすめの仕事、バイトを始めるための注意点をご紹介しました。
高校生であっても就業できるバイトは数多く存在します。未経験やバイトに慣れていない場合であっても、業務マニュアルがきちんと整備されているバイトや教育体制がきちんと整えられている職場であれば安心して働き始めることができるでしょう。その中で自分の性格や、生活リズムに合ったバイトを探すことをおすすめします。
また、バイトは、学校では得られない貴重な経験ができますし、お金を稼ぐこともできますが、あくまで学生の本業は学業であることを忘れず、校則でバイトが禁止されている場合はバイトをしないようにしましょう。部活動や勉強が忙しい場合も、無理にシフトを入れたりせず両立できるバランスを考えて調整してください。
全国の求人からまとめてカンタン検索!
※この記事の更新日:2024年04月25日(初回公開日:2021年07月27日)